ワインバルより高い、デパ地下のお惣菜

デパ地下
ayuco

昨日はちょっとしたお祝いをしたくて、冷蔵庫に余っていた赤ワインに合うお惣菜をデパ地下で買った。購入したのはRF1(アール・エフ・ワン)。どこのデパ地下にも入っているイメージがあるお惣菜屋さん。

色とりどりのお惣菜の中で選んだのは、牛肉のグリル 霜降りひらたけロースト添え200gと、イワシとポテトのロースト 醤油バター風味。二品で2,500円弱。

高い! デパ地下のお惣菜って、こんなに高かったっけ。最後に買った7年前から、倍くらいになっている。

あまり、デパ地下のお惣菜は利用しない。どうせデパートで買うなら、海鮮丼とかステーキ丼とか物産展のお弁当の方がいいと思っていたのと、お惣菜を買うなら外食したほうが、洗い物をしなくていいから。

私のワインバルを選ぶ基準は、ワイン2杯とおつまみ2品で3,000円。当たり前だけど、盛り付けも洗い物もしてくれる。しかも2,500円弱は、惣菜だけの値段だ。昨日は冷蔵庫の残りで済んだけれど、好きなワインを買い足していたら3,000円は軽く超えていた。

会社員時代、ランチが楽しみだった。都心部の会社にいたときは食後のドリンクをつけても1,000円でそれなりのものが食べられた。ちょっと出遅れたり、給料日前はデパ地下でお弁当を調達した。950円以下で有名店の小さなお弁当が買えた。

今の値段だと、「疲れたから今日はデパ地下」ができない。デパ地下は誰のものなのだろう。会計をしながら、ぼんやり考えた。そして、はじめて物価高を実感した。

食品の消費税が1%に下がったら、外食業界がさらに厳しくなるとニュースで見た。来年4月から2年間の措置で、外食は対象外。10%のまま据え置かれるらしい。

つまり、私が「高い」と驚いた惣菜は、これから安くなる側にいる。私が「安い」と思っていたワインバルは、据え置かれる側にいる。昨日感じた逆転は、来春もう一度ひっくり返るのかもしれない。

それでも私は、ワインバルへ行きたい。盛り付けも洗い物もしてくれる人がいて、思わぬ出会いがある場所に、私は3,000円を払っている。

ではデパ地下は?「自分では作れないものを買いに行く」場所かな。小さな、自分だけのお祝いの日のキッチンだ。

お惣菜で乾杯
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かわしまあゆこ
かわしまあゆこ
マーケター/ライター
アナログ車に乗るデジタルマーケターです。
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