1日が25時間だったら、何をする?
「最近の若者はタイパを重視する傾向にあります」
なんだそれ?動画を倍速で見て楽しいのかねー。
タイパ文化に疑問を持ちつつも、トレンドだというから、タイムラインに流れてくるタイパ術を眺めていた。こっそり実践したりもした。今はほとんど使っていない。
この記事では、タイパブームに乗れなかった私が、無駄な時間をなくして自由時間を増やした話をします。
誰かのテクニックは、感心して終わる
会社員時代は、仕事の効率を上げて残業をしないようにするために生産性の本を読んだり、資料を早く作るためにExcelのテクニックをYouTubeで調べたりした。
フリーランスになってからは、仕事を効率化して単価を上げるために、AIも積極的に活用した。あの頃Excelで組んでいた資料が、今は文章を投げれば出てくる。人間の私がリサーチしてまとめるより圧倒的に速い。でも出てきたものを直すほうに時間がかかって、結局ストレスだけが残る。しかも直しても直しても、つまらない。角の取れた、誰が書いても同じようなものしか出てこない。
タイパがいい人の発信は、聞くと納得する。よくできているなと感心する。それで終わる。自分の生活に置いてみると、何か違ってまた他のテクニックを探しにいく。
1日が25時間だったら、何をする?
「時間ができたら私何したいんだ?」
タイパの上げ方を調べている風で、実際はタイムラインを見ているだけ。そうしているうちに、本来の目的を忘れていた。
そこで、具体的に1日が25時間だったら何しよう?と考えてみる。
本を読む
勉強をする
SNSの更新をする
どれも短い時間でできることだった。
空白で見ていたのは、タイパ術のSNSだった
次にやったのは、毎日何に何分使ったかを書き出すこと。1週間続けた。平日と週末でパターンが違うはずだと思ったからだ。
やってみると、説明のつかない空白が出てくる。何をしていたか思い出せない時間だ。正体はSNSをだらだら見ている時間で、これを計算したら、1時間なんてあっという間にできた。
ただし、まとまった1時間ではない。20分がいくつも落ちていた。本を読むにも、勉強をするにも、それで足りる。
しかもその空白で見ていたのは、仕事効率化とかタイパに関するSNSだった。
誰かのタイパ術を眺めるために、自分の時間を溶かしていた。
空白の時間を予約する
自分の平日と週末の行動パターンがわかったら、時間割づくり。
空白の時間は、やりたかったことで埋める。習慣化するまでは、付箋に書いて見えるところにはっておいて、終わったら横線で消す。
こんなイメージ。
平日AM
5:00-5:05 瞑想
5:10-5:30 ストレッチ/筋トレ
5:30-5:55 朝ごはん
6:00-6:20 コーヒー飲みながらモーニングノート
6:30-6:50 読書 ←元空白
6:50-7:30 ニュース、SNS
先に書き出した自分の行動パターンの元空白時間を埋めるだけなので、細かいように見えて実はすごく楽。5分の隙間はわざと空けてある。ぎゅうぎゅうに入れると続かない。
最初はどうしても、スマホを触ってしまい時間がずれてくるけど気にしない。その分巻こうともしない。ひたすら、続けていくだけ。
時間をかけて見つけた「資料作りを効率化する方法」も、「動画を倍速」も、私には要らなかった。自分の癖を把握するだけで、時間は作れた。
