アラフィフエッセイ

個人情報が流出しまくる現代、私たちは何ができるのか?

個人情報を守ろう
ayuco

連日個人情報流出のニュースが止まらない。ローソン、タイムズカー、焼肉きんぐ……。誰もが知っている企業が保有する個人情報が、盗まれている。件数は、焼肉きんぐが約1,078万件、タイムズカーが約660万件、ローソンが215万件超だ。

私も、東京都が紹介している、メールアドレスなどの流出を確認する外部の無料セキュリティサービス「Have I Been Pwned?」で一番長く使っているメールアドレスを調べたら漏洩していた。迷惑メールが多かったので、さほど驚きはしなかったが。ちなみに、最近取ったアドレスは無事だった。

Have I Been Pwned?
https://haveibeenpwned.com/

ニュースでは、AIの進化により、日本語というガラパゴスで守られていた日本が狙われやすくなったと言われている。セキュリティ会社のチェック・ポイント・リサーチによると、2026年4月の日本の1組織あたりの攻撃は週平均2,048件で、前年同月より73%増えた。世界全体の増加率は8%だ。AIで攻撃にかかるコストと必要な技能が下がり、これまで割に合わなかった中小企業まで標的になる、という指摘もある。ただ、日本語の壁がなくなったことが原因かどうかは、この数字だけではわからない。

パスワードを長くする。パスワードの使い回しはしない。そんな、自分でできる基本的な防御策以外に、私たちができることは何があるだろう。

私の出した答えは、諦める。デジタル環境から極力距離を置く。その2つでしかなかった。

セキュリティシステムには明るくないが、SIer企業に勤めていたこともあり、企業のセキュリティレベルについて多少の知見はある。正直言って、日本の大企業のセキュリティレベルはあまり高くないと感じる。また、システム以上に、それを扱うヒトの意識はバラバラなのだ。セキュリティ研修を受けた新人さんが、メールで顧客の情報をパスワードをかけることなく送ってくるなんていうのは日常茶飯事。対策は……と、この記事で深く触れるのは何か違うので割愛しておこう。

そんな現場を見ている私は、ある程度の個人情報流出は諦めるしかないと感じている。

ポイントと利便性を考えたらクレジットカードは手放せない。絶対に不正利用されたくないなら、現金払いに。
見積もり書、請求書の漏洩が心配ならば、封書に戻す。
日本政府の個人情報管理が心配ならば、マイナンバーカードは断固拒否する。

どれもこれも現実的ではないよね。ならば、諦めて個人情報が漏れたときにどう対処するか考えたほうがいい。

私のための個人情報が漏れたとき対処法

クレジットカード

クレカ使用時にプッシュ通知がくるように設定。利用明細は必ずチェックし、覚えのない利用があればすぐカード会社に連絡する(日本クレジット協会)。不正利用の補償は条件がカード会社ごとに違うので、自分のカードの条件を見ておく。

運転免許証などの画像が流出したときは、カードの不正作成などに悪用される恐れがある。現物が手元にあるなら、信用情報機関JICCに「名義の悪用防止」の本人申告コメントを登録できる。

メールアドレス

パスワードはサービスごとに別のものにして、使い回さない。多要素認証が設定できるサービスでは使う(総務省、デジタル大臣)。流出がなければ、定期的に変える必要はない。

個人情報が漏れたとメールが来たら

メールやSMSのリンクは開かず、公式サイトか公式アプリから確認する(デジタル大臣、警察庁)。おわびや補償を装った偽メールもあるので、連絡が来たときも同じ。

アプリ

使っているアプリのサービスで流出が公表されたら、そのパスワードを変える。同じパスワードを他で使っていたら、そちらも変える。お知らせは、公式サイトか公式アプリで確かめる。

自分の個人情報を漏洩させた企業のシステムには問題がある。しかし、そこに目くじらを立てても仕方ない。自分のことは自分で守らないといけないのだ。
あ、集団訴訟とかできるレベルだったら、乗っかったほうがいいけどね。

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Ayuco
Ayuco
マーケター/ライター
書いて、走って、食べていく フリーのライター兼マーケター 1977年生 1958年式空冷ワーゲン 青カブト とベンガル猫のエド王子と暮らす
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