49歳になって変わったこと、変わらないこと

ハロウィンバースディ
ayuco

昨日ハロウィンは私の49回目の誕生日だった。前日に自分へのプレゼントと、季節物のケーキを買った。「おめでとう私。」

誕生日に自分でお祝いをするのは、今年が初めて。「おめでとう」は誰かに言ってもらうものだと思っていたし、欲しいものはそのときに買っていたから。他人がいないと自分の存在を確認できない、物を手に入れることで安心する人間だった。ま、それでたくさん失敗してきたのだけれど、今となってはいい経験だ。自分へのプレゼントはピンキーリング。自分との約束なのかもしれない。

49歳という年齢のせいか、「ひとりで生きていく覚悟」ができたせいなのかわからない。やっと流行りの自分軸ってものを手に入れられたのだと思う。ずいぶんスロースターターだな。

歳はグラデーションで重ねていくもので、20歳になったから大人にはなれないし、40歳になったからおばさんですよと言われても困ってしまう。20代の頃に想像していた49歳とはだいぶ違って、子どもすぎてびっくりする。いくつになろうが、後ろ向きにスキップする性格は変わらない。

それでも、悩みの質は変わってきた。過去の経験から考えてもどうしようもないことがわかるから考えない。手のかかるヴィンテージカーと猫と暮らしているから、他人にかまっている暇がない。

少しずつ少しずつ、自分のペースで楽に生きられるようになってきた。真っ最中にいると気が付かないけれど、振り返ってみるとわかる。どんなに辛くて悲しいことがあっても、歳を取れば薄れていく。笑い話にしなくたっていい、そっと、過去を埋葬して今を生きよう。

そうそう。帯状疱疹後の神経痛は鈍く続いているけれど、今日からこのエッセイを再開します。

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マーケター/ライター
書いて、走って、食べていく フリーのライター兼マーケター 1977年生 1958年式空冷ワーゲン 青カブト とベンガル猫のエド王子と暮らす
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