「47歳、ぼっち参戦です」

ぼっち参戦
ayuco

昨日はスノ担(Snow Manのファン)にとって運命の1日だった。10月後半からスタートする、DOME TOUR 2026-2027 ALL SUITEの抽選発表日だからだ。朝から、XやThreadsにはそわそわと発表を待つファンの書き込みが並ぶ。当選者へのメール通知は遅いらしく、ファンクラブの申し込みページを確認するのが一番早いとのことで、何度もリロードをしている人も多かったのだろう。

私も、メールが届くのを待てずに申し込みページにアクセスしたひとりだ。

Threadsのアルゴリズムは素晴らしい精度で、一度気になるツアー関連の投稿をのぞくと、すぐに同じような投稿で埋め尽くされる。お昼近くに「当選しました!」の投稿を開いたら、次々に当落報告が。しばらくすると、それも落ち着き、ひとりでライブに参加する「ぼっち参戦」者の質問タイムが始まる。

「はじめてぼっち参戦します!マナーや注意事項など、ルールがあったら諸先輩方教えてください!」
「グッズは当日購入できるのでしょうか?事前購入ですか?」

最近の推し活は何かと大変らしい。さまざまな投稿が並ぶ中で目についたのが、私と同年代の年齢開示投稿だ。

「47歳、〇〇ドームぼっち参戦です。はじめてなのでみなさんよろしくお願いします!」
「〇〇参戦の、▲▲担当アラフォーです!ぼっち参戦なので、会場近くでご一緒できる方いたら嬉しいです!」

体感でしかないけれど、30代以下や50代以上と比べて、40代は圧倒的に年齢を出す人が多いのだ。しかも、丁寧でどこか自虐的な文面で。

周りを見ても、40代後半になると、自分の年齢を自虐的に使う女性が多い。40代後半からがおばさんのスタートなのか?

そうじゃない。年齢を出すことで楽になれると気づく年なのだ。

10代、20代前半は若さが武器になる。20代後半から年齢を気にしはじめ、30代前半はまだまだ若いという自認がある。30代後半は、結婚と子どもの有無で変わってくる。

アラフォーとひとくくりにされる年齢は大変だ。「アラフォーなのに」をウリにするインフルエンサーが多いのは、まだまだきれいでしょ? いけてるでしょ? が言いたいから。差が出てくる年齢だからだ。そして、お姉さんと言いづらくなる40代後半。

私自身、人に仕事で褒められたときに「ばばあなんで、一通りのことはなんとなーく経験しているんですよ」。若い子に飲み会の幹事をお願いするとき「おじさん、おばさんだといつも同じ店になっちゃうので、おまかせするね!」なんて、年齢を使ったりする。

「アラフィフだけど」は、おばさんだから許してねと防御しつつ、面倒なことを避ける魔法の呪文なのだ。

「アラフィフだけど」で自分を守る。そのかわり、20代30代のフィールドには立ち入らない。「若見え」を狙ってピチピチの彼女たちと同じような格好やメイクをした時点で、呪文は効かなくなる。

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かわしまあゆこ
かわしまあゆこ
マーケター/ライター
アナログ車に乗るデジタルマーケターです。
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