美容医療はどこまで許される?
9月17日からNetflixで配信される、美容医療をテーマにしたドラマ「ダウンタイム」をウォッチリストに入れた。
美容医療はここ数年で市民権を得た。20年前に埋没二重をした知り合いを馬鹿にしていた私も、去年からクリニックへ定期的に通うようになった。
厚生労働省の医療施設調査によると、美容外科を標榜する診療所は2020年の1,404施設から、2023年には2,016施設。3年で43.6%も増えている。
クリニックでのメンテナンスを当たり前のように公開しているのは、美しさが価値に直接つながるキャバ嬢だけではない。普通に働く女性が美容医療後の経過報告(ダウンタイム)を見せる、そんなアカウントがTikTokやInstagramで増えた。
しかし、主婦、OLなどの一般人と、美を売りにする職業の人とでは、許容度に差があるようだ。
ひと言で美容医療と言っても、大きくは2種類。切開や吸引をともなう「外科的手技」と、注射や光の照射でおこなう「非外科的手技」だ。眼瞼形成やフェイスリフトが前者、脱毛やボツリヌス菌毒素の注入、シミ治療が後者にあたる。
私は去年はじめて、美容外科の扉を開けた。きっかけはたるみだったので、HIFUとサーマクールを受けた。看護師さんには「チークトップが上がりましたね〜」と言われたけれど、何ヶ月経っても効果は感じられず、がっかりした。
その後行った、ボトックスとソフウェーブは、まあまあ良かった。が、ソフウェーブは痛すぎて、続けることはできないと思った。私は痛みに弱い。美しさとトレードオフするほどの効果は得られなかった。現在は、ピコトーニングと導入系を定期的にやっている。
許容度の差は、職業だけではない。施術によっても、ハードルはちがう。
ピコトーニングなど導入系はエステと同じ感覚。ボトックスとヒアルロン酸注入は年齢肌が気になる人にはハードルが低く、美意識がちょい高めのOLも軽々超えていく。肌育注射は値段が高く痛みが伴うので、躊躇する人も多い。
みんなが気になるのが糸リフト。たるみが気になってきて、ちょっといい化粧品だけではケアできないアラフィフから、顎下や頬の肉が気になる大学生まで、まとまった休みが取れるならやりたいという人は多い。
そして、最高峰はガッツリメスを入れる、鼻整形や切開リフトだろう。ここまでいくとサイボーグ、といったら失礼だろうが、自己否定に思えてくる。
年代によってその許容範囲はちがうのだろうけど、私の基準は持って生まれたものを否定せず、加齢によるアラをマイルドにするかな

